2014年 03月 13日
女性が働きやすい国、日本はブービー賞
2014年3月8日の国際女性デ―を記念して、英誌エコノミストが発表した。
ノルウェー1位、スウェーデン2位、フィンランド3位と、いつものように北欧諸国がトップを占めた。めずらしいのはポーランドが4位に浮上したことだ。
エコノミストによると、ノルウェーは、北欧諸国のなかでも、男女賃金格差が少ないこと、加えて取締役会の女性の進出があげられている。
ノルウェーは、男女が同一価値労働をした場合、男性100、女性92で、平均賃金格差はわずか8%だという。企業の最高意思決定機関への進出は、「取締役クオータ制」の威力。すでに40%が女性になっている。
日本は調査したOECD諸国のなかで、韓国に次いで下から2番目。堂々のブービー賞入賞!
最悪だとされた日本と韓国は、働く女性が少なく、取締役はおろか管理部門で働く女性が少なく、男女賃金格差が大きい。エコノミストの指摘だ。
詳しくは、ガラスの天井インデックスThe glass-ceiling index 。
トップテンの国々
1 ノルウェー 78.7
2 スウェーデン78.1
3 フィンランド77.1
4 ポーランド 71.5
5 ニュージーランド 69.4
6 フランス 67.7
7 デンマーク 64.3
8 ハンガリー62.1
9 カナダ61.8
10 スペイン 61.0
■Norway lifts Nordic gender equality
■男女格差、世界136カ国中105位
■ヨーロッパを動かしたノルウェー「取締役クオータ」
■世界一民主的な国
■世界一民主主義の国はノルウェー、日本は22位
■パパ・クオータ、7月1日から14週間に