平等オンブッド、Tシャツに怒る

c0166264_21222465.jpg日曜日から、Facebookに1000回もシェアされた子ども用Tシャツがある。ノルウェーで売られているデンマークの製品だ。

Facebookの投稿者は「怒る女」。「Name Itというデンマークの会社よ、恥を知れ。世の中を仕切るにはペニスがついてなきゃダメと言うのか」

問題のTシャツを主要紙アフテンポステンで見た。ピンクのシャツ(写真の右側)には「魅力たっぷり」と書かれ、青のシャツ(左)には「社長」と書かれていた。

おもしろいのは、さすがノルウェー。このTシャツ会社に、平等オンブッド(写真下)がかみついた。平等オンブッドは、平等オンブズマンのことで、女性差別や民族差別撤廃めざして啓発活動をする国家機関だ。「差別を受けた」という市民の声を受けて、差別撤廃に動く。大臣と検察官を足して2で割ったような強い権限を持つ。

c0166264_2129151.jpg彼女は、アフテンポステンに次のように投稿している。

「女の子は可愛く、男の子は社長に、と小さなころから期待されています。衣類やおもちゃまで、ひっきりなしに、女の子と男の子で違うんだと言っているのは、いらつきますね」

オスロの販売店の店主は、会社側をこう擁護した。

「ピンクが女の子向きだと決めつけるのがおかしい。ちっとも問題だと思いません。社長というロゴが好きなら青色のほうを買えばいいのです」

昨年のこと、私は、友人の孫にプレゼントしようと、Tシャツを買いに東京駅にあるデパートに行った。すると、男の子用はほぼすべて青色、女の子用はすべて赤かピンク色だった。しかも、模様も男女でくっきりと差があった。黄色はないかと探したが、そのデパートにはなかった。

私が小学入学のとき父が買ってくれたランドセルは茶色に近い渋い赤だった。この変わった色が大好きだった。今はどうだろう。コマーシャルでしか知らないが、今の子は全女子が赤、全男子が黒のランドセルを背負っているようだ。赤が好きな男の子が赤のランドセルを選んだりすることがあるのだろうか。

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by bekokuma321 | 2014-01-21 21:30 | ノルウェー