ノルウェー地方公務員・介看護職員組合の新委員長

ノルウェー最大の労働組合Fagforbundetの新委員長は、保守政権が唱える労働時間や税制の変更に対して、ストライキで闘う意欲を見せた。

新委員長c0166264_17213325.jpgメッテ・ノ―ルは54歳。看護師出身。20年間を務めていた男性の委員長からバトンタッチして、同組合初の女性委員長に就任した。

これでノルウェー社会は、首相、財務大臣、経団連、連合に加えて、最大労組までトップに女性を選んだ。つまり女性が、政策決定の最重要ポスト5つを独占することになった。

Fagforbundetは、ノルウェー地方公務員・一般職員労働組合のことで、組合員34万人の圧倒的多数が女性だ。2003年、地方公務員組合と保健・社会ケア職員組合が統合されて創設された。

彼女の明快な姿勢を示す言葉をいくつか翻訳して紹介する。日本社会の介看護労働者(女性がほとんど)にヒントとなりそうだ。

「これまで8年間、私たちが望む政策を実行する政府を選んできた。しかし、このたび政権が変わった。もし私たちを挑発するようなことが出てきたら、ストライキなどの手段に訴えることになる」

「政府予算に変更が起きている。富裕層に有利な減税政策をとっている。平等政策は脅かされ、保育園の最高額ははね上がっている。これらの多くは、選択という旗のもとに行われている。選択? そう、誰のための選択だろうか?」

「地方自治体の大規模な構造変革が提案されている。競争の激化、民営化の促進に対して私たちは闘わなければならない」

「サービス職の進歩に及ぼす影響力を失いつつある。サービス部門を公務員から民間に移すならば、政策決定はドアの閉められた取締役会でなされることを意味する。納税者のお金が、情報が開かれている管理下に置かれず、経営の秘密事項がどんどん増える。すなわち、私たち労働組合員の影響力は減ってゆく」


http://www.newsinenglish.no/2013/12/10/new-union-boss-to-challenge-government/
http://www.fagforbundet.no/

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by bekokuma321 | 2013-12-21 17:22 | ノルウェー