ドイツ新内閣の女性たち

15日、メルケル政権の連立を組む、保守系キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU) と、左派系社会民主党(SPD)は次期内閣を発表した。

女性は首相を含め16人中6人を占めた。なかでも、ドイツ初の女性国防相に決まったCDUのウルズラ・フォン・デア・ライエンが国際的注目をあびている。クオータ制の賛成者で、男女平等推進者。子育てと家事を夫が担う自分の家庭をマスコミに露出させ、ドイツ社会に自らの生き方で範を示してきた。

メルケル後の次期首相はウルズラ・フォン・デア・ライエンだと、書く報道もある。

c0166264_14141039.jpg彼女よりも注目したいのは、労働相になったSPD書記長のアンドレア・ナーレスだ(写真)。彼女は、1970年生まれの43歳。高校生の時からSPD内青年部で頭角を現し、20代で青年部代表に選出された後、国会議員に初当選した。大連合政権をつくるにあたって、全国最低賃金制の実施の条件を譲らなかった立役者だと言われている。労働者の権利拡充のため非常勤労働者増に反対をし、最低賃金増を強く主張してきた。SPD内の最左派に属する。

ドイツ政権が働く者たちの権利をどう守るか、彼女の手腕に期待したい。ドイツの労働政策は、日本にも影響が少なくない。労働者の味方を貫け、アンドレア!

ところで、福島の原発事故の後、いち早く原発廃止を決めたドイツだが、その環境政策を担う環境相もSPDの女性だ。経済・エネルギー相は、SPDの党首ガブリエル(男性)だ。

http://www.theguardian.com/world/2013/dec/15/ursula-von-der-leyen-germany-defence-minister
■ドイツ国会、クオータ制を否決
http://frihet.exblog.jp/19880828/
■ドイツ女性国会議員229人、36.3%
http://frihet.exblog.jp/20816895/
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■比例代表制は女性や弱者が当選しやすい
http://frihet.exblog.jp/20789791/
■ドイツの町のジェンダー規定
http://frihet.exblog.jp/20001461/
■恒常的業務である館長職は有期にはできない--脇田滋意見書
http://fightback.fem.jp/wakita_ikensyo-1.html
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by bekokuma321 | 2013-12-17 14:16 | ヨーロッパ