オーストラリア初の女性首相、去る

c0166264_2017499.jpgジュリア・ギラードがオーストラリア首相を辞任した。オーストラリア初の女性の首相だった。

臨時議員総会で労働党の党首選が行われ、ギラード首相がケビン・ラッド(前首相)に敗れたのだ。9月の国会議員選挙に、彼女は立候補しないと政界引退を表明した。残念だ。

ギラード首相は、養子縁組強制の公式謝罪や障がい者保障法など画期的な政治をなしとげた。しかし労働党内では、政敵ケビン・ラッド前首相の非協力的姿勢に苦しんだ。さらに、野党党首トニー・アボットの女性差別や女嫌いにさらされつづけた。

彼女の「女性差別糾弾国会スピーチ」は、余りにも有名。国会で、野党党首トニー・アボットを指さし、「私は、この男に、女性差別や女性嫌いを聞かされたくない」と、彼の露骨な女性差別を次々にあげては、強く抗議し批判した。

トニー・アボットは、といえば、憤激を率直に表す彼女(一国の首相だ)の目の前で、うすら笑いをうかべて座っていた。この国会中継は世界中に流され、フェミニストは大喝さい、多くの男性たちを驚かせた。

首相辞任あいさつでの次の言葉は、女性リーダーのいばらの道を物語っている。

「スタッフのみなさん、あなたがたは国家につくしただけでなく、初の女性首相に仕えてくれました。それに感謝します」

「私の次の女性首相、その次に来る女性首相は、楽になるだろうと、思います」

http://www.guardian.co.uk/world/video/2013/jun/26/julia-gillard-ousted-prime-minister-video
◆「女性差別糾弾国会スピーチ」の録画
http://jezebel.com/5950163/best-thing-youll-see-all-day-australias-female-prime-minister-rips-misogynist-a-new-one-in-epic-speech-on-sexism
◆ギラード首相の身体をのせた女性蔑視メニュー
http://www.guardian.co.uk/world/video/2013/jun/12/julia-gillard-liberals-sexist-menu-video
◆オーストラリア首相の謝罪演説
http://frihet.exblog.jp/19707751/
◆オーストラリア首相、養子縁組強制を謝罪
http://frihet.exblog.jp/19706940/
◆豪、ギラード首相の続投
http://frihet.exblog.jp/14995859/
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by bekokuma321 | 2013-06-27 20:24 | アジア・アフリカ