9月にむけて、選挙運動始まる ノルウェー

テレビで、次期首相をねらう2人の政治討論が始まった。

ノルウェーの話だ。現首相である労働党党首と、次期首相をねらう保守党党首が、テレビ討論をキックオフした。外交、福祉、教育、税などについて双方が自論を展開した。世論調査では保守党のソルベーグの人気が高い。久々の女性首相誕生となるかもしれない。

「投票バロメーター」もスタートした。NHKにあたるNRKのホームページから「投票バロメーター」をクリックすると、今、論争になっているテーマが次々に出てきて、それに賛成か反対かどちらでもないか、印をつけるようになっている。

テーマは、ケアセンターの民営化(ケアセンターはほとんど公立)、小学生の成績表(小学校では成績をつけない)、移民の子どもの住まい(親が違法移民だったら…)、エトセトラ、エトセトラ。楽しみながら順番に印をつけていくと、最後に「あなたの考えに最も近い党はこれです」と、政党の党首が表れる。「あら、私の考えを実行してくれる政党は○○政党なんだ」となる。

ノルウェーは、比例代表制選挙。有権者は、候補者ではなく政党を選ぶ。自分の考えに最も近い政党の「候補者リスト」を1枚選んで、あらかじめ用意された封筒に入れて封をして、投票箱に入れる。「候補者リスト」は、選挙区の会議で決められ、3月ごろには完成している。参政権は18歳からだから、中には高校生候補もありだ。もちろん供託金などない。

選挙は9月。これから夏をはさんで政策論争が続く。選挙運動は、マイクでがなりたてる以外はほぼ何をやってもOK。これが、世界一民主的な国と称されるノルウェーの選挙だ。日本の選挙を候補者となって経験した身には、余りの違いにため息が出る。

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 前回の選挙後の党首記者会見。党首にも女性が多い。現首相は左から2人目、次期首相をねらう保守党党首は右から2人目。

http://www.newsinenglish.no/2013/06/20/jens-vs-erna-on-prime-time-tv/
http://www.nrk.no/valg2013/
http://www.nrk.no/valg2013/ta-nrks-valgomat-1.11092682

◆世界一民主的な国
http://frihet.exblog.jp/19256560/
◆ノルウェー地方選:労働党と保守党の勝利
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◆ノルウェーは今日、スクール・エレクション
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◆移民女性のための移民女性による選挙キャンペーン
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◆スーパーの制服からスーツに
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◆世界一民主主義の国はノルウェー、日本は22位
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◆「ノルウェーが幸運なのはノルウェー女性がいるからだ」―首相
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◆投票期間なんと2ヶ月半、ノルウェー国政選挙始まる
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by bekokuma321 | 2013-06-26 21:31 | ノルウェー