イタリア黒人大臣、差別にさらされる

c0166264_1510882.jpgイタリアは、総選挙後、ナポリターノ大統領がエンリコ・レッタ(Enrico Letta)を首相に任命し、新しい時代にはいった。彼は、新内閣の閣僚21名のうち、7名を女性とした。

なかでも、イタリア史上初の黒人の女性大臣セシル・キィェンジェ(Cecile Kyenge)が、注目をあびている。民主党。眼科医。コンゴ生まれで、イタリア留学後、イタリア人と結婚した。

最近のニュースによると、黒人女性の大臣就任は、極右団体や極右政党から頻繁に攻撃を受けてきた。「コンゴに帰れ」などという人種差別の横断幕も掲げられたりしているという。

露骨な差別に驚いた。もっと驚いたのは、イタリアは、アフリカ生まれの移民女性が国会議員選挙に立候補して、当選できる国である、ことだ。

世襲の多い日本の国会議員選挙を考えると、とても信じられない。日本の政党の候補者決定過程、選挙運動、選挙制度に、根本的欠陥があるとしか思えない。

さて、キィェンジェ大臣は、こうした人種差別攻撃に対し、「私にとどめをさすことなどできません」と、やり返したという。たのもしいぞ!

http://www.thelocal.it/20130509/italys-first-black-minister-hit-with-racist-insult
http://world.time.com/2013/05/06/italys-first-black-minister/
http://www.guardian.co.uk/world/2013/apr/28/italy-first-black-minister-attacked
http://www.cecilekyenge.it/
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by bekokuma321 | 2013-06-07 11:47 | ヨーロッパ