パパ・クオータ、7月1日から14週間に

ノルウェーのどこを歩いても、父子の姿が飛び込んでくる。小さな子どもをあやしたり、おむつを替えたり、食事をさせたり・・・。

ノルウェーのパパには、有給で仕事を休んで、家で子どものめんどうを見る権利がある。パパ・クオータだ。それが、12週間から14週間へ延長される。1年ほど前に決まっていたが、今夏から、ついに実行される。

今年の7月1日から父親になる男性は、これまでより2週間も多い14週間、家にいて育児をする権利がある。7月1日以降にパパとなる男性の多くは、すでに休暇を申請しているという。6月30日が予定日のパパは、残念ながら12週間だ。

日本の場合、父親どころか、母親であっても育児休暇がとれず、泣く泣く職場を去る女性が多い。実際、第1子を出産後、働く女性の7割が退職する国だ。

一方、ノルウェーは、男女平等の徹底をめざし、あらゆる職場への女性の進出を進めてきた。それと同時に、家事育児への男性参加を、パパクオータの徹底によって促してきた。

だから、子どもを育てながら、女性は男性同様、働ける。先週、ノルウェーの友人の娘に、5人目の赤ちゃんが生まれた。5人の母は、フルタイムの仕事を辞める気など、さらさらない。

パパ・クオータは、男性の育児休暇制度のことで、職を有給で免除される。ノルウェー語では、パパ・パミッション(父親の免除)という。実子だけでなく、養子を育てる場合も、同じように与えられる。かくして、世界でもっともママが幸せな国はノルウェーとなる。

下は、世界でもっともママが幸せな国ノルウェーで出会ったパパたち(撮影筆者)

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 産まれたばかりの赤ちゃんのおむつを変えるパパ

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ベビーカーを自転車の後ろにつないで、サイクリングするパパ

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イチゴを口の中で小さくほぐしてから子どもにあげるパパ

◆Fedre får to uker ekstra pappaperm
http://www.nrk.no/helse-forbruk-og-livsstil/1.11010402
◆Sliter mest med å få pappaperm
http://www.nrk.no/nyheter/distrikt/sorlandet/1.8406515
◆ママが世界一幸せな国はノルウェー
http://frihet.exblog.jp/17937821/
◆ノルウェー家族政策の礎を築いたカリン・ストルテンベルグ
http://frihet.exblog.jp/19135840/
◆ノルウェー、父親の育休14週間に
http://frihet.exblog.jp/18546716/
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by bekokuma321 | 2013-05-07 12:42 | ノルウェー