フランス、性差別賃金会社に罰金刑

c0166264_9301078.jpg昨日、フランス政府は、性差別賃金禁止法に従わなかった2社に罰金刑を科した。

2010年の「同一労働同一賃金を決めた法律」施行後、初の罰金刑だという。

フランスの女性団体「あえてフェミニズム」のクレメンス・ヘルスターは「すばらしいニュース。男女平等賃金を無視したり、軽視していた会社に大きな信号を送ることになった。こうした制裁こそ、問題を真剣にとらえさせるのです」

英断を下した女性の権利省大臣ナジャ・ヴァロー=ベルカセムは、語る。

「この4カ月で、135の会社が違反でファイルされています。法による制裁は最後の砦です。でもやってはいけない、もっともだ、という効果があります。すると、会社が自ら『罰金は痛い、リスクをさけよう』となります」

今回、罰金刑を受けた2社のうち1社はパリにある会社で、性差別賃金が解消するまで毎月5000ユーロ(約65万円)が科される。

女性の権利省の大臣ナジャ・ヴァロー=ベルカセムは、モロッコ生まれの移民。まだ30代だ。フランスは、昨年、ひさびさの社会党政権に戻り、閣僚はきっちり男女半々となった。その目玉の1人が彼女。

ナジャは、貧しい家庭に生まれ育ったといわれている。世襲の多い日本の政界を考えると、想像だにできない人事だった。しかし、彼女のような人物こそ、人権・平等を扱う省にふさわしい。それ行け、それ行け、ナジャ!

http://www.thelocal.fr/page/view/france-prepares-first-fines-over-unequal-pay-for-women
http://www.najat-vallaud-belkacem.com/2013/04/25/inegalites-salariales-femmeshommes-2-entreprises-sanctionnees-une-premiere/
■フランス「パリテ内閣」、「女性の権利省」誕生
http://frihet.exblog.jp/17975910/
■仏デモ、「性差別よ出て行け、女性よ祝おう」
http://frihet.exblog.jp/16368056/
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by bekokuma321 | 2013-04-26 09:32 | ヨーロッパ