オーストラリア首相の謝罪演説

c0166264_1338539.jpg3月21日付「ガーディアン紙」によると、オーストラリア首相ジュリア・ギラードは、国会で、未婚・非婚の母から子どもを奪い取った過去の政策と実行に対し謝罪した。

800人以上の傍聴者たちは、首相のスピーチに感動の涙を流し、スタンディングオ―ベイションで応えた。

スピーチの核心部分は次の通り。翻訳はFEM-NEWS。

「今日、この国会は、オーストラリア国民の名において、強制的に母親から乳児を引き離し、生涯消えることのない苦悶をもたらした、政策と行為に対して、謝罪をし、その責任をとります」

「これらの政策とその執行が父親にいかに深い影響をもたらしたか、さらに兄弟姉妹、祖父母、パートナー、他の家族たちにいかに深い傷を与えたかーー私たちは認めます」

「あなたがた母親の有する基本的権利、ならびに子どもをいつくしみ育てる責務、それらを否定した、その恥辱に満ちた行為を恥しく思います」

政治家の嘘にうんざりといった日本だが、このニュースには政治家の変革する力をあらためて認識させられた。

◆Julia Gillard apologises to Australian mothers for forced adoptions
http://www.guardian.co.uk/world/2013/mar/21/julia-gillard-apologises-forced-adoptions

■オーストラトリア首相、養子縁組強制を謝罪
http://frihet.exblog.jp/19706940/

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当時の病院出産記録の「UB-」。Unmarried baby minusの略で「婚外子で養子に出す」という意味だという。多くの母親は10代の女性で、その非道な行為について知らされず、恐喝まがいに子どもを取り上げられた(BBC http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-21872919
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by bekokuma321 | 2013-03-21 13:42 | アジア・アフリカ