ノルウェー、さかんな市民の選挙運動

c0166264_17564460.jpgうちの選挙区の労働党の1番は、あの人に決まった---こんなニュースが飛び交う。

ノルウェーの国政選挙は9月だが、3月末には、選管に全政党から候補者リストが届けられるため、半年以上も前から、候補者名がメディアでとりざたされる。1番とは、候補者リストのトップの候補者で、当選確実の人をいう。

メディアだけでない。ノルウェーでは、市民も積極的に選挙PR活動をする。それを政府が資金を出して奨励する。責任省は、自治・地方開発省、日本の総務省にあたる。国民の関心を高め、9月選挙の投票率を上げようともくろむ。

今年は総額700万ノルウェークローネが、40団体に補助されることが決まった。およそ1億円。応募は120団体もあったという。歌、コンサート、展示会、新聞発行、ラジオ番組、討論会、選挙ラリー(自動車競技)・・・多種多様。

受賞した団体のひとつは、「黒人、移民、難民の女性たちのための資料センター MiRA」。マイノリティ女性の運動団体だ。55万クローネ(750万円)の授与が決まった。ノルウェーは今年、女性参政権100周年を迎えるが、それと関連させて、意識高揚、対話、投票訓練などをする企画が評価された。

ノルウェーでは、外国人であっても3年以上住んでいれば、地方議会の選挙権・被選挙権が認められる。2007年、初めて投票した外国人は5万人もいた。このようなお国柄あっての企画だろう。

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◆NOK 7 million for information measures leading up to the 2013 election
http://www.regjeringen.no/en/dep/krd/press/press-releases/2013/nok-7-million-for-information-measures-l.html?id=713253

■ノルウェー女性参政権100年から考える
http://frihet.exblog.jp/19227329/
■世界一民主的な国
http://frihet.exblog.jp/19256560/
■移民女性のための移民女性による選挙キャンペーン
target="_blank">http://frihet.exblog.jp/16538174/
■ノルウェー総選挙は「男女賃金格差の解消」が最大の焦点
http://janjan.voicejapan.org/world/0908/0908178849/1.php

【写真 上:MiRAのロゴ、中:労働組合の選挙キャンペーンに集う若者たち、下:労働党の選挙運動をする移民女性。Tシャツには「多様な都市」の文字】
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by bekokuma321 | 2013-02-27 17:59 | ノルウェー