西東京市のパリテまつり

c0166264_9522776.jpg西東京市に招かれた。世界の女たちのポスターを見ながらその背景や趣旨を話した。企画したのは、アイ女性会議の会員。

この市は、田無市と保谷市が合併してできた新しい市だ。会場に着いたら、「パリテまつり」という旗があちこちにたなびいていた。「パリテ!」と私は思わず声をあげた。会館の中にある西東京市・男女平等推進センターの愛称が「パリテ」なんだそうだ。

「パリテ」とは、フランス語で男女半々という意味だ。フランスで、国会・地方議会を男女半々にするために長年論争に次ぐ論争があった。その長い運動の末に憲法改正をしてパリテが取り入れられた。フランスのパリテ運動に関心があるかたは、パリテ論争に大きな影響を与えたフランスの元大臣へのインタビューを参考にしてほしい(下記)。

東京都の郊外に「パリテ」というフランス語が乱舞していることに驚いたが、市民の多くはクリスピーな言葉の響きのよさになじんでいるようだ。肝心の市議会は28人中女性8人。女性議員率28%だから、日本全体の平均よりは高いものの、パリテ(50%)にはまだまだ。

c0166264_1031833.jpgさて、「ポスターに見る世界の女たち」の参加者は、ポスターにまつわる秘話や、ポスターがつくられた政治的背景に関心を寄せた。右は、女性への暴力根絶のための啓発ポスター。ノルウェーの女性団体がつくった。

参加者の中には、所沢から駆けつけた人、なんと関西から夜行バスでやってきた人もいた。

会場に、女性への暴力根絶をめざすためのタペストリーが飾られていた。親しい間がらの殺人、傷害などによる検挙数のうち、被害者の92.4%は女性が被害者だ(警察庁)。女性への暴力は、殺人から、セクハラ、ストーカーまで多種多様だ。根底には、「女にはこれくらいのことしても、どおってことない」という考えが横たわる。そうした考えを減らすには、方針決定をパリテにすることは、きわめて重要だ。


◆フランス「パリテ内閣」、「女性の権利省」誕生
http://frihet.exblog.jp/17975910/
◆フランス議会は男女半々(パリテ)へ-イヴェット・ルーディさんに聞く-
http://www009.upp.so-net.ne.jp/mariko-m/colum2004-1euusa.html

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by bekokuma321 | 2013-02-04 09:57 | その他