21世紀の探偵サラ・ルンド

c0166264_2015595.jpg今夜から、「キリング The Killing」のシーズン2が日本で始まる。我が家の全員、といっても彼氏と私の2人だが、前作シーズン1に、はまりにはまった。

デンマークの人気テレビ番組だ。国際エミー賞を受賞した制作スタッフが結集して作り上げたというこの番組は、デンマークTV史上、最高の視聴率を記録。北欧ではシーズン3がもう放映された。

なんといっても、主人公の女性探偵の暗さ、複雑さが、魅力のひとつだ。

探偵といえば、元祖はシャーロック・ホームズ。女性に丁寧に(昔はそうする男性をフェミニストと言った)接するものの、女性を信用していない。

次は、モース警部。彼もまた中年独身。時間があれば、クロスワードパズルを解いている。リヒャルト・ワーグナーを愛し、オペラファンと、教養あふれる知的な男性。とはいえ、酒と女を愛する。

でも、21世紀、探偵の本場イギリスだけでなく世界をとりこにした探偵は、デンマーク女性サラ・ルンド。北欧の手編みのセーターに、パンツ姿で働く刑事だ。

犯罪捜査部の辣腕刑事サラ・ルンドは、再婚を控え、スウェーデンに移住するため、職場を去る。その日に殺人事件に遭遇。

口数は少なく、世間が女性に求める笑顔や配慮がない。仕事に没頭するあまり、一人息子のマークにはいつもさびしい思いをさせているように、描かれている。マークは、ワ―クホリックの母サラ・ルンドに愛想をつかして、学校もさぼりがちだ。それを心配して批判的な実母が出てくる。ここのところは、日本と似ている。禁煙ガムを愛用。

主演のソフィー・グローベールが愛用するセーターはフェロー島で作られている。あのセーター、主演サラ・ルンド刑事の爆発的人気とともに、人気急上昇。生産が追いつかなくなったとか。

シーズン3は、ノルウェーのスタヴァンゲルが撮影現場。ノルウェー紙が大きく報道している。スタヴァンゲル空港、刑務所、漁場・・・がどのようにTVに出てくるのだろう。

ちなみに、ノルウェー語のタイトルは「犯罪 Forbrytelsen」という。
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by bekokuma321 | 2013-01-14 20:10 | 北欧