羽後町のYes, we can!

c0166264_19221927.jpgHow are you? My name is Mariko. What’s your name?
英語であいさつした。

I am fine, thank you. My name is --.
こう英語で返ってきた。

「羽後のうさん」を訪問して何人かの利用者とおしゃべりした時のことだ。
高校教員の長かった私は、若い子を見るとついセンセイになってしまう。

利用者たちの英語を聞いて、職員が、「すごい、みんな、英語で話してる」と驚いた。
隠れていた英語力が外に出たらしい。とくに写真の女の子は元気いっぱい
だった。

その「羽後のうさん」のみなさんが作った、冬野菜「ふくたち」が届いた。今が
旬らしい。

「ふくたち」――何とも耳に心地よいネーミングだ。福がたくさんというふうにも、
福が立っているともとれる。ゆがいて、柚子ポンで食べた。おいしかった。

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ふくたちは、白菜を真冬に「とう立ち」させた菜っ葉のことだという。
「とう立ち」? こちらは、HPを見るとこうある。

「秋に収穫する白菜をそのまま畑に残しておくと、やがて雪に埋もれて
しまいますが、雪の下で種を残そうと葉の中に芯(花芽)を作り、茎を伸
ばします。この状態をとう立ちというのだそうです。〝とう〟には栄養が
ぎゅーっと凝縮されて蓄えられ栄養満点。県南部では食糧が乏しくなる
この時期、先人の知恵として、昔からとうを食べてきたのだそうです。
県内でも屈指の豪雪地帯ならではの食文化です」

「羽後のうさん」は、障がい者自立支援法に基づいてつくられた、就労
支援のためのセンター。秋田県羽後町にある。

ここは、雇用主と契約を結んだりしないで、利用者が比較的自由に働ける
“非雇用型”なのだという。

「ふくたち」のほか、自慢の野菜は「しいたけ」。大野勝比古さんの指導する
しいたけは、肉厚で、ほれぼれするほどカッコいい。

農作業を通して自立への一歩を踏み出そうというみんなも、カッコいい。

Yes, we can!

(写真上:パンフ「羽後のうさん」より大野勝比古さんの許可を得て接写。下は筆者撮影)

●「羽後のうさん」のふくたちやしいたけを食べてみたいかたは
〒012-1100 秋田県雄勝郡羽後町字稲荷19-3 
TEL 0183-55-8066
(障がい者福祉施設)


■幻の冬野菜ーふくたち
http://www.ja-ugo.jp/sub_nou/fukutachi.html
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by bekokuma321 | 2013-01-12 19:45 | 秋田