今日は魯迅の誕生日

c0166264_103829.jpg今日9月25日は、魯迅(1881~1936)の誕生日だ。

今朝の朝日新聞「天声人語」は、魯迅の「もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」を引用している。

私は、魯迅と言えば、「ノラは家を出た後、どうなったか」という講演を思い出す。

1923年12月26日、北京女子高等師範学校。魯迅は、当時、世界中で読まれていたノルウェーのヘンリック・イプセン作『人形の家』について述べた。

『人形の家』の主人公ノラが夫と子どもを捨てて家を出た後、どうなっただろうか、と魯迅は問うた。彼の回答は、「自分自身であろうとするには、経済力がいる」というものだった。魯迅のこの明言を、離婚したくてもできなかった亡き母を思うとき、私はいつも思い出す。


「ものの道理から考えてみますと
ノラには実際にふたつの道しかなかった

堕落するか
そうでなければ家に帰る

それより仕方がなかったかも
しれないのであります

はたして
かの女は覚醒した心のほかに
何を持っていきましたか

何か持っていなければならない

はっきり申せば
『金銭』が必要です」 (魯迅)

日本では、21世紀の今なお、働く女性の約7割が、第一子出産後、離職する。恐るべき現実だ。社会的サポートが不十分なうえ、職場環境も不寛容だからだ。

子育てが一段落した後、職場にもどろうとしても、離職前と同じような仕事はない。その結果、派遣など非正規で働く女性は約1200万人を超える。女性雇用者の54%だ。(男性19%)。この現実を変えない限り、男女平等は絵空事だ。

■女性の54%が非正規
http://frihet.exblog.jp/18213612/

■参考:中川正春男女共同参画大臣の出した参考資料「賃金総額男女比の国際比較」
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http://frihet.exblog.jp/18011136/ より)
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by bekokuma321 | 2012-09-25 10:09 | その他