大阪二コン、「慰安婦」写真展を中止

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大阪の「慰安婦」写真展は、ニコンによって中止になっていた。上は、21日の朝日新聞記事。

下を見てほしい。写真展の写真は、高齢女性たちだ。彼女たちは、第二次大戦の時、従軍慰安婦として、朝鮮から中国に連行され、そこで日本軍から売春を強要され、あげくの果て置き去りにされた。壁の右に見える大きいサイズに写っている女性は、13歳で朝鮮半島から連れ去られ、見知らぬ中国の地で、17歳まで4年間、日本軍の性暴力の対象とされた。

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この事件は、東京ニコンの中止宣告から始まる。ニコン側が、新宿にあるニコンサロンでの写真開催まじかにせまったとき、中止を言ってきた。

在特会などによる執拗な圧力に、ニコン側が屈したにちがいない。その筋の人たちは、ニコン側に、「売国的だ」などと執拗に攻撃をした。写真を見れば、わかる。いったいどこが「売国的」なのか。全くのいいがかりにすぎない。

写真家の安さんは、泣き寝入りしなかった。中止しないよう東京地裁に仮処分申請。東京地裁は、ニコンに対し、「会場使用を認めなさい」と仮処分決定を出した。こうして、やっと6月、新宿のニコンサロンで写真展が開かれた。

しかし、写真展を開いたニコンサロンには在特会らしきメンバーが押しかけ、ものものしい雰囲気につつまれたらしい。同時に開催するはずだったトークもできなかった。

そこで9月、江古田にあるギャラリー古籐が、独自に、「慰安婦」写真展と、トークをシリーズで開催。その1人に、私も招かれた。

私のタイトルは、「慰安婦写真展を中止したかったのは誰か」。男女平等や在日外国人を毛嫌いする政治勢力について、「バックラッシュ裁判」でわかったことを、報告した。

「バックラッシュ裁判」は、昨年1月、最高裁で勝った。判決は、横暴で執拗な右派勢力の攻撃のほぼすべてを驚くほど詳細に認定した。その暴力的攻撃をした人は、写真展に圧力をかけた在特会などと同じメンバーだ。その裏に存在する、日本会議につらなる組織的政治的動き・・・。そこには、安倍晋三、石原伸晃、橋下徹などの姿がちらついていた。


【写真は、9月7日、江古田のギャラリー古藤にて。撮影:高橋三栄子】


■ニコン「慰安婦」写真展とバックラッシュ事件をつなぐもの
http://frihet.exblog.jp/18432050/
■橋下徹市長の「慰安婦」発言に抗議を
http://frihet.exblog.jp/18414770/
■石原伸晃議員、橋下徹市長とバックラッシュ
http://frihet.exblog.jp/18441393/
■今晩7時 「写真展を中止しようとしたのは誰か」
http://frihet.exblog.jp/18428394/
■今日、豊中すてっぷ、14時~
http://frihet.exblog.jp/18166731/
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by bekokuma321 | 2012-09-22 10:03 | その他