もはや手遅れ、にもかかわらず

c0166264_9321438.jpg8月25日に開催された「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」の報告者のひとり勝又みずえさんから。


◆もはや手遅れ、にもかかわらず

昨年3月11日の東日本大災害、福島原発事故以来、全国フェミニスト議員連盟女性ゼロ議会撲滅キャンペーンとして初めての対外的企画でした。

地震・津波・原発事故、放射能漏れについて、私が人様の前で語る資格はないのではないかと、人知れず悩みました。そんな私が1ヶ月間あまり調査学習し、理解した、その結論は、これからの行政は原発事故処理問題に追われ日本に明るい未来はないーーこう言わざるを得ないものでした。それを私は報告しました。

原発立地近くの議員さんたちの報告は、さすがに生々しく、その大変さはこれからまだまだ拡大かもという、なんとも重い報告にならざるを得ませんでした。さらに、これからの行政は原発事故処理問題に追われ、未来への投資のための種はほとんど蒔けないという見通しも明らかになりました。にもかかわらず、脱原発ときっぱり言わない日本政府であり、これまでの選挙結果で見せた国民の姿勢です(たとえば山口県知事選挙)。

私が担当した女性議員と原発政策の関係については、特に青森県下北半島1市3町4村が、女性議員比率1,85%と極めて少ない。これでは女性の声は全く届かなかったといえます。福島第一原発から半径30キロ圏内市町村、3市6町2村の女性議員比率は、7,56%。特に原発立地大熊町はゼロ、同じく双葉町は1人。こうした、女性議員の少ない自治体は、「命より金」という、危険な行政が行われがちであると私は思いました。

さて、ワークショップのタイトルは「男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害」でした。 このタイトルについて、黒岩秩子さんが、会場から「とても素晴らしいタイトルだ」と褒めてくれました。このすぐ後に「私は、この程度では、まだ甘いと思う」という厳しい意見がありました。ヌエックフォーラム全体のたくさんの企画の中では、きついタイトルのようですが、こうした意見を聞き、心強く、おもしろく思いました。

最後になりますが、私は、8月25日の企画は成功させなければと、23日夜、24日一杯は25日の宣伝一筋。チラシ200枚を、神永礼子さん、能登恵子さん、三井マリ子さんと手分けして配りぬきました。本番2時間はもちろんですが、人集めも同じ程度に重要。会場が充実して始めてしっかりした本番が実現します。その結果、まずまずの約60人の参加者を得ました。

原発と放射能汚染の問題は、半永久的な問題です。今後も定期的に集会を持ち、真剣に考える必要があると、痛感します。全国フェミニスト議員連盟創設20年。それなりの信用を壊さないように、今後も、全力を尽くしましょう。

勝又 みずえ(山口県岩国市民)


◆男性偏重政治が原発政策にもたらす弊害
http://frihet.exblog.jp/18384122/
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by bekokuma321 | 2012-08-28 09:13 | 紛争・大災害