「襲撃は防げたはずだ」――ノルウェーテロ事件報告

c0166264_19028.jpg8月13日、ノルウェーで昨夏起きた襲撃事件を調査していた委員会から、報告書が公表された。

政府の委員会だが、政府とは独立した調査委員会で、委員長は、弁護士のアレキサンドラ・ベッケ。委員は女性6人、男性4人の10人。

実行犯アンネシュ・ブレイビク被告は、2011年7月22日、オスロの政府庁舎前で爆弾を仕掛け8人を殺害。その後、彼は、郊外のウトヤ島に回って69人を銃殺した。ウトヤ島では労働党青年部恒例の夏合宿が行われており、10代の少年少女が多数集っていた。

報告書は、警察がより迅速な対応をしていれば、早い段階で犯人を止められた可能性もあったと結論付け、警察の対応を強く批判している。また、政府庁舎に通じる道路の警備不足については2004年前から指摘されていたが、対応を取っていなかったとし、警備対策の不備を批判した。

ストルテンベルグ首相は、総責任者として謝罪したが、辞任する意思のないことを表明。一方、国会では、報告書に対して首相を問い詰める臨時委員会の早期開催が検討されている。

テレビ、ラジオでは、報告書内容をめぐって、政治家、評論家、学者、犠牲者家族代表などで、連日、特集がくまれている。

■Norway police 'could have stopped Breivik sooner
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-19241327
■22. julikommisjonens rapport gir oss et bilde av et opplyst system som snakker, legger planer og har kunnskaper. Men så stopper det.
http://www.nrk.no/ytring/vaktskifte-1.8280685
■BBC Documentary on Anders Behring Breivik
http://www.youtube.com/watch?v=xjVD0ztWaKA&feature=related

◆テロ事件の背後に
http://frihet.exblog.jp/16638846/
◆ノルウェー労働党青年部の夏合宿
http://frihet.exblog.jp/16637628/
◆「彼はガンで、私たちは愛で」
http://frihet.exblog.jp/16647147/
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by bekokuma321 | 2012-08-14 19:16 | ノルウェー