男女平等達成は簡単ではない

c0166264_1855673.jpg「男女平等達成は、簡単ではない」――こう嘆くのは、ノルウェーの文化大臣アニケン・ヴィットフェルトだ。

先ごろ、彼女は、「男女平等の構造」(2011.18報告書)の実現に向けて、報道機関が開いた夏季研修会に招かれて、こう言ったという。

この報告書は、総合的でかつ具体的な男女平等政策をどう実行していくかを示したものだ。

ノルウェーの国ならびに地方のすべての行政に加えて、すべての雇用主は、男女平等推進に向けて、目標を設定し、組織的に、継続的に努力をする法的義務がある。そこで、報告書作成委員会は調査した。

誰が責任者か? 誰が実行をさせているか? どのように実行させているか? どのような結果が出ているのか? 

回答は、喜ぶべきものではなかった。現在の公務職場や会社の機構において、根本的な弱点があることがわかった。さらに、地方自治体、県レベルも市レベルも、男女平等推進目標に向かって具体的な実行にはほど遠いことも判明した。

こうした報告に基づき、国会は、全国すべてにわたる広範囲で実践的な男女平等推進策をとることを決定した。委員会は、「法律の条文に雇用主の責務を明示するべきだ、そうしてはじめて国民が何をすべきかを理解できるようになる」と提案している。

文化大臣アニケン・ヴィットフェルトは、この夏、労働省とともに責務を話し合いたいと語った。

男女平等先進国は、やることが違う。ちなみに、ノルウェーの閣僚大臣は、半数が女性。

この報告書は、昨秋、FEM-NEWSがすでに紹介済み。
◆さらなる男女平等を進める提言
http://frihet.exblog.jp/17098922/

◆Ikke så enkelt, Huitfeldt
http://www.dagbladet.no/2012/07/10/kultur/debatt/anniken_huitfeldt/likestilling/politikk/22487864/
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by bekokuma321 | 2012-07-12 18:56 | ノルウェー