一気に読んだ、勉強した、考えた:『バックラッシュの生贄』を読んで

c0166264_1739115.jpg『バックラッシュの生贄ーーフェミニスト館長解雇事件』、一気に読みました。神保町の東京堂書店で購入しました。読み終えた後、同僚の岩佐りょう子(千代田区議)に貸したところ、読んでいて、悔しくて、とため息を漏らしていました。

男女平等の流れを逆流させようとする勢力――バックラッシューーの圧力で解雇されて、裁判で勝った三井さんの闘いぶりがよくわかりました。

通常は、こういう仕打ちにあっても、声も出せずに泣き寝入りです。司法に訴えても勝てない、があたりまえの世の中です。でも、三井さんは、弁護団や浅倉先生と共に、しっかり打ち返した。本当にアッパレです。奇跡と言ってはまずいかもしれませんが、奇跡に近いです。

本を読んで、手段を選ばないバックラッシュ勢力のすさまじい陰湿さ、横暴さ・・・・を勉強させられました。そして、あらためて三井さんの裁判はすごいことだったんだと思いました。浅倉先生の意見書にあるように、三井さんがバックラッシュ攻撃を受けていたのですから、雇い主である市は、職場環境を保持すする義務者として、三井さんを攻撃から守るべきでした。議員と職員という関係の中でも、環境保持義務が首長にあるということを首長側は知るべきだと思います。

さらに、私たちは、このバックラッシュに、どうしたら、効果的な闘いができるのか、を考えさせられました。次の10年では、私たちの側の効果的闘いが見えてきたらいいなと思っています。

c0166264_21455295.jpg6月1日の国会集会があって、目を覚まさせられました。その後、駒場東大での黒岩さん主催の会があり、日独文化研究所のフェーベさんから『民主党政権と男女平等政策』に関する取材を受けたりと、男女平等というテーマに向き合った6月でした。


小枝すみ子(千代田区議)
http://www.koeda-sumiko.net/index.html

(FEM-NEWSより:小枝さんは、6月1日の「バックラッシュを跳ね返して新しい政治を」の企画運営に奔走してくださいました。写真は6月1日を報道したふぇみん記事より)
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by bekokuma321 | 2012-07-08 17:40 | その他