よみがえる、怒涛の日々:『バックラッシュの生贄』を読んで

c0166264_131365.jpg『バックラッシュの生贄ーーフェミニスト館長解雇事件』 を開き、数ページ読んで、往時を思い出して胸がどきどきしてきました。

よみがえる、怒涛の日々。

その中で裁判を闘い抜き、今度は、貴重な著作を世に出した三井さん。

あのころは「びっくり!」の日々でした。一番こたえたのは、バックラッシュ勢力と一緒に闘う側だと疑ってなかった、″市民運動″側の人が、脱落していったことでした。後ろから弾が飛んでくる ってこれか!と思いました。

一緒に市に対して要求運動をしていたはずの人たちが 「バックラッシュに屈して市民運動崩しをする市側にいる」ことに気づいたときは、心底、力が抜けたものです。

夜中に何度も、すてっぷの事務局長から暗い声で「館長続投賛同者について」電話がかってくるし……。もちろん一切答えず「質問があるのでしたら、財団理事長名で文書で出してください」と言ったら、電話はとまりました。文書も届きませんでした。

本に詳しく書かれてますが、「喫茶フリーク」の和田さんは、一番風上に立っていたので、市から恫喝を受けたり、ほんと大変やったと思います。

市やすてっぷ宛に出した「三井館長続投要望書」の賛同者が、一人減り二人減りしていった、ある日、フリークで、「行政相手の苦しい勝ち目のない闘いに参列する人は少ないのが当たり前。とどまる人は本物や……」というようなことを言われたことを思い出します。

いろんなことを改めて考えさせてくれる、『バックラッシュの生贄』です。

山 田 千 秋(豊中市民)


☆☆☆☆☆☆☆☆ お知らせ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆

山田さんを含む豊中市民が主催する会に、どうぞご参加を。
◆バックラッシュをはねかえそう!――すてっぷ講演会
http://frihet.exblog.jp/18072505/
◆6月30日(土)午後2時から4時半
◆すてっぷ (阪急宝塚線豊中駅前)

裁判は、市民運動に何をもたらしたのか。
豊中市は、市民運動に対して何をしようとしたのか。
豊中市は、最高裁で敗訴後、何を反省したのか。
『バックラッシュの生贄』出版を機に、話し合う。
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by bekokuma321 | 2012-06-14 09:33 | その他