ナターシャ・トレザウェイ、アメリカ桂冠詩人に

c0166264_2225950.jpgアメリカ議会図書館は、ナターシャ・トレザウェイNatasha Trethewey(46)を、19期桂冠詩人とすると発表した。

彼女は、南部アトランタ大学のクリエィティブ・ライティングの教授で、2007年に詩集「ネイティブ・ガードNative Guard」で、ピューリツァー賞を受賞している。南部出身の桂冠詩人は、史上2人目。

母は黒人、父は白人。白人と黒人の結婚は違法だった1960年代に、2人は事実婚。彼女が誕生する。その母をインスピレーションに書きあげたのが、「ネイティブ・ガードNative Guard」だという。母は、1985年、2番目の夫による暴力で、殺された。後、出生届で、母のところには「有色人種」、父のところには「カナダ人」と書かれていることを発見する。

アメリカ議会図書館は、「彼女の詩は、歴史の概観の奥底を深く掘り下げ、私的でもあり社会的でもあり、子ども時代いや100年前から 我々が直面する人間の苦闘を探検しようとするものです」と発表した。

1993年桂冠詩人となったリタ・ド―ブは、こう語る。

「ナターシャ・トレザウェイは、ポラロイド的瞬間を拒絶し、私たちの持つ最も個人的な思想につながる、確かな熱望や震えるような希望を与えようとするのです」

人間の秘めたる力、それを感じさせてくれる人のようだ。

◆New Laureate Looks Deep Into Memory
http://www.nytimes.com/2012/06/07/books/natasha-trethewey-is-named-poet-laureate.html
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by bekokuma321 | 2012-06-08 22:34 | USA