WHOと女性のエンパワーメント

22日のWHO会議でのノルウェー外務大臣演説から、特徴的箇所を要約する。

ヨーナス・ガール・ストーレ大臣は、「女性の活躍と経済発展に強い関わりがあること」は今や常識だが、「女性に教育と雇用の機会を広げることが、全家庭の健康・教育の向上につながる」と、女性のエンパワーメントについて言及した。

彼は、世界で最も豊かな国のひとつノルウェーが、最も貧しい国のひとつから脱却できた陰には、人的資源の有効活用があったと、過去の勇敢な女性運動の闘いにふれ、女性の4人に3人が正規の職業についている現状を披露した。

さらに「女性が活躍できることは、女性にプラスとなることはむろんだが、家庭にとっても社会全体にとってもプラスになるのだ」と強調した。

加えて、「社会の緊張や紛争を引き起こすのは社会的不平等であり」、「社会的不平等の克服と潜在力の伸長には、女性のエンパワーメントが欠かせない」と、繰り返した。

いかなるテーマであっても、ジェンダーの視点を入れることーーすなわち〝ジェンダーの主流化″ーーの見本のようなスピーチだ、と私は思う。

◆Keynote address at the World Health Assembly
Geneva, 22 May 2012
http://www.regjeringen.no/en/dep/ud/Whats-new/Speeches-and-articles/speeches_foreign/2012/keynote_wha.html?id=682761
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by bekokuma321 | 2012-05-24 14:32 | ノルウェー