世界134位はスキャンダルだ

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これは、スキャンダルそのものだ。

世界の国会(1院)に女性がどのくらいいるか。世界中を比較した列国議会同盟IPUによると、日本は189カ国のなかで134位なのだ。

2012年3月31日付最新統計によると、日本は、衆議院議員480人中、女性議員は52人、10.8%しかいない。

この10.8%という女性率は、アラブ諸国の平均11.7%より低い。中東のヨルダンと同じ数字だ。インド11%とキプロス10.7%の間に位置する。OECD34カ国では、ハンガリーを除いて最下位。先進8カ国では、掛け値なしの最下位だ。

世界の平均は、19.9%。アジア諸国の平均は18.8%である。日本は、世界の平均からはもちろん、アジア諸国の平均からも、大きく水をあけられた。

世界でもっとも女性の割合が高いのはルワンダの56.3%。ルワンダは、内戦による殺戮の結果、男性人口が極端に減った。その後、憲法で女性割合を保障した。

一方、日本は、人口の半分以上が女性であり、教育程度も高い。なぜ、こんなスキャンダルが起こるのか。

最大の理由は、選挙制度が女性に不利に働いているからだ。政党や国会議員も、物事を決める場の男女平等を真剣に考えてこなかった。メディアの責任も大きい。

ここまで書いて、今、国会に上程されようとしている選挙制度改革を思いだした。民主党は、比例代表制枠を削減したいらしい。

女性議員が多い国の多くは、比例代表制選挙であり、一方、日本のように基本的に小選挙区制をとる国は、女性が少ない。比例代表制選挙のほうが女性の当選につながるーーこれは世界の常識である。

比例区削減、それは、すなわち女性をさらに政治から排除することだ。男女不平等を加速させることに新たに手を染めて、いったいこの国をどこに持っていく気なのだろう。

http://www.ipu.org/wmn-e/world.htm

■比例区削減案に反対します!(全国フェミニスト議員連盟のアクション)
http://frihet.exblog.jp/17810544/

■女性の7割、原発NO!
http://frihet.exblog.jp/17662842/
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by bekokuma321 | 2012-05-22 16:21 | その他