脱原発を訴える村田光平の文明論

十数年前から原発の危険性に着目し、自然エネルギーへの転換を訴え続けてきた異色の元外務官僚がいる。駐スイス大使館などを務めた村田光平(74)。各国要人らに原発の危険性についてのメッセージを送り続ける。そこにあるのは「脱原発」こそが世界に平和をもたらすとの思いだ。―――東京新聞5月2日

その村田光平さんは、「いろいろな現象を父(Paternal Culture)と母(Maternal Culture) に分けることが出来、理解しやすい」として、次のような分類をしている。NPO法人女子教育奨励会JKSKの報告。

<父性文化>      <母性文化>
 直進           循環
 自己中心         連帯
 競争           調和
 自然征服          共生
 原子力エネルギー    自然エネルギー
 神            生命
 絶対主義           相対主義


現在、日本社会に求められているのは、村田さんがいう母性文化的価値観だろう。とりわけ政治・経済分野に、より強く求められている。女性を排除してきた政治経済の決定の場に、より多くの女性が進出することは、火急の課題だ。同時に、日本の男性がもっと母性文化的価値を大切に、と思う。

さて、村田さんの、2つの分け方は、村田さんのいうように「理解しやすい」ための分類方法であるだろう。しかし、男性にも母性文化的要素の多い人、女性にも父性文化的要素の多い人がいる。また、教育や伝統が、女性に対して「母性文化」を求めてきたがために、女性のほうが母性文化的要素を持っていると、表現しやすいこともある。

村田さんの脱原発にもどると、彼の主張に私は賛成だ。もっと彼の主張は、メディアで報道されるべきだ。


◆村田光平さんの主張やプロフィールはこちら
http://kurionet.web.fc2.com/murata.html
◆JKSK会員とゲストの交流会「力の父性文明から和の母性文明への転換~日本からの発信」
http://www.jksk.jp/j/jksk-report/201110.html
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by bekokuma321 | 2012-05-10 09:12 | 紛争・大災害