77人を殺害したブレイビク被告、初公判で泣く

c0166264_2024448.jpgノルウェーメディアやBBCの録画から、昨夏、ノルウェーのオスロで77人を殺害したブレイビク被告(33)の初公判を要約する。

4月16日、オスロ地方裁判所で、2011年7月22日にオスロ官庁街とウトヤ島で77人を殺害したアンネシュ・ベーリング・ブレイビク被告(33)の初公判が開廷された。

スーツに金色のネクタイで出廷したブレイビク被告は、余裕の表情で薄笑いを何度か浮かべていた。警官が手錠を外すと、右の拳を胸に当ててから前方にまっすぐ突き出した。その敬礼のしぐさをした後、席についた。両側の椅子には弁護士が座った。

彼は、77人を殺害した「その行為は認めるが、犯罪としての責任は認めない。自己防衛であると主張する」と述べた。

彼が涙をぬぐっている写真がメディアで拡散している。彼が泣いたのは、一度だけで、自分の制作した反イスラムDVDが法廷で放映されたときだった。犠牲者の名前が次々に読み上げられた時も含めて他は、無表情だった。

逮捕後の検査で、「気がふれている」とされていたが、第2回目の検査では正気であるという結果となった。結論はこれからだ。裁判は10週間続く。

ブレイビク被告の殺害リストの中には、元首相グロ・ハーレム・ブルントラント、王妃メッテ・マリット、現外務大臣などに加え、アメリカのオバマ大統領も含まれているという。ブルントラントは移民政策を推進した労働党元党首であること、王妃は移民の正当性を擁護していて醜いなどと評している。

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オスロ裁判所の大法廷。最左は弁護士補佐、その前が検察官、中央奥が判事(実際は6人いた。うち4人が市民判事)、中央証言席の前が専門家席(今回は精神科医)、右が被告とその弁護士。傍聴人や記者が多いことを予想し全面的に改築された。被告の背後のガラスで区切られている席は犠牲者やその家族用。ちなみにノルウェーの市民判事(裁判員)の歴史は古く、100年以上前に国会で決定された。

http://www.aftenposten.no/nyheter/iriks/22juli/Eksperter-avkler-Breiviks-enetale-6807278.html
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-17737085
http://www.thelocal.no/page/view/breiviks-target-wishlist-from-obama-to-jihadi-executions

■7.22事件関連FEM-NEWS(下記は一部)
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by bekokuma321 | 2012-04-17 19:31