身の毛もよだつ報告

シリア政府による、市民への弾圧は止まない。ホムスの自宅を捨ててレバノンに逃亡する亡命者たちの長い列が続く。女性と子どもが多い。

BBCの記者は報道する。市民と逮捕者が次々に殺戮される町、シリアのホムス。殺戮を続ける軍から逃げて、3日間、歩き続けてきた。電気もなく、寒さと飢えに子どもたちはふるえている。何よりも「父親」がいなくなったことで、恐怖が増す。みな地獄にいるようだ。

女性は叫ぶ。「私たちは家を奪われた。なぜって? 私たちは自由を求めたからだ」。数日間歩き続けてきた女性は、「わが息子は、のどを掻き切られた。わずか12歳だ」と。

検問所で、羊の首を掻き切るように、夫たちの首が掻き切られた。「さあ、これはお前の願っている“自由”だ」と言って、銃殺された。

国連事務総長潘基文(パン・ギムン)は、シリアの市民への虐殺や残酷な殺戮を批判し、人道への深刻な危機だと訴えた。「身の毛もよだつ報告grisly reports 」とも評した。 しかし、問題は国連が何も決定できていないことだ。

先月、そのホムスで殺されたメリー・コルビン記者の最後の記事は壮絶だった。「未亡人の地下」と呼ばれる隠れ家で、戦火の中、からくも生き延びた女性や子ども・・・。出産した女性。恐怖のあまり母乳が出ず、砂糖水をもらって赤ん坊にあげた・・・。


■Fleeing Homs, with tales of slaughter
http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-17255717
http://www.reuters.com/article/2012/03/02/syria-idUSL5E8E235T20120302?feedType=RSS&feedName=cyclicalConsumerGoodsSector
■シリアで外国特派員死亡
http://frihet.exblog.jp/17522156/
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by bekokuma321 | 2012-03-05 21:51 | 中南米