宗教と自由

2月3日のBBC編集長コラムによると、イラン当局は、BBCイラン支局で働くイラン人記者に執拗に嫌がらせをしている。

最近は、イラン国外で働くイラン人BBC記者の、イラン滞在家族に対して嫌がらせが頻発。先週は、イラン人BBCスタッフの妹が逮捕され、独房に拘留された。現在、釈放されたものの、彼女に対する仕打ちはあまりにひどく、最大級の表現で抗議をする、と編集長は述べる。

イラン当局は、BBC勤務をやめろと脅迫したり、性暴力や麻薬運搬などの冤罪をしたてあげたりする。究極は、イスラム教からキリスト教に転向したという背教罪だ。「背教」はイランでは死刑である。

BBCコラムは、真実を届けるためにジャーナリストが支払わなくてはならない犠牲、そのただならぬ大きさを浮かび上がらせる。

イランの刑法には、「背教、異教、魔術」に罰則を科す条文があるという。昨年末のアルジャジーラによれば、サウジアラビアは、呪術をほどこす女性を魔女だとして処刑した。中世の異端審問を思いおこさせるが、21世紀の話である。

■The harassment of BBC Persian journalists
http://www.bbc.co.uk/blogs/theeditors/2012/02/the_harassment_of_bbc_persian.html
■Apostasy in Iran
http://www.religiouswatch.com/thread00105_apostasy_in_iran.htm
■Saudi Arabia beheads woman for 'sorcery' http://www.aljazeera.com/news/middleeast/2011/12/2011121302059182183.html
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by bekokuma321 | 2012-02-16 00:01 | 中東