セクシャルハラスメントに関する厚労省報告書

セクシャルハラスメントは、女性の尊厳を粉々に打ち砕く。職場に、深刻
な悪影響を及ぼし、仕事の能率も落ちる。

しかし、セクシャルハラスメント被害は後を絶たない。労災認定にかかわる
厚労省報告書の一歩進んだ見解を歓迎したい。(2011年11月付け発行)

一部抜粋すると……。

■「本人の意思を抑圧して行われたわいせつ行為」には、被害者が
抵抗したにもかかわらず強制的にわいせつ行為がなされた場合はもとよ
り、被害者が抵抗しなかった(できなかった)場合であっても、行為者が
優越的立場を利用するなどして、物理的・精神的な手段によって被害者の
意思を抑圧してわいせつ行為が行われた場合が含まれることに留意すべ
きである。

■強姦等のセクシュアルハラスメントを受けて、その直後に無感覚、情動
鈍化、健忘など、心的まひや解離等に関連する重度ストレスによる心理的
反応が生じた事案では、医療機関への受診時期が当該出来事から6か月
よりも後になる場合もあることに留意すべきである。

■被害者は、勤務を継続したいとか、行為者からのセクシュアルハラスメ
ントの被害をできるだけ軽くしたいとの心理などから、やむを得ず行為
者に迎合するようなメール等を送ることや、行為者の誘いを受け入れる
ことがある。このため、これらの事実から被害者の同意があったと安易
に判断するべきではないこと。


厚労省の「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」報告書。
その中の「セクシュアルハラスメント事案に係る分科会」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001u5d4-att/2r9852000001u5gz.pdf
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by bekokuma321 | 2011-12-31 08:43 | その他