ノーベルの親戚がノルウェー平和賞選定を批判

ノルウェーのアフテンポステン紙によると、ミカエル・ノーベルという「ノーベル・ファミリー協会」の一人が、ノルウェーの平和賞委員会の決定を強く批判した。

同紙に載った彼の言い分を要約すると…。

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【アルフレッド・ノーベルに子どもはいなかったが、親戚が彼の遺志を継いでおり、彼はその一人でスイス在住。

彼によると、平和賞は、「国家間の友愛」、すなわち、軍縮への地球規模の協力に尽力した平和活動に与えられるべきであり、それ以下でもそれ以上でもない。選考委員会の仕事は、この明快な遺志に適した人物に賞を与えることである。

しかし、昨今、ノルウェーのノーベル平和委員会は、その使命を忘れ、ノーベルの遺志を無視し、自分たちの好みで、基準を広げて、環境運動家や人権活動家を選んでいる。これは違法でさえある。もしも委員会がその任務を研ぎ澄まさなければ、権威ある賞を選ぶ資格をはく奪される恐れさえありうる。】

昨年の平和賞は、中国政府から猛攻を受けた。平和賞ほど批判されやすい賞はない。批判するのは自由だ。米国のキッシンジャーや、日本の佐藤栄作首相が選ばれたときは、私も失笑してしまった。

しかし、今回のノーベル平和賞の選考は決して間違ってはいない、と私は思う。

■«I strid med Nobels vilje»
http://www.aftenposten.no/meninger/I-strid-med-Nobels-vilje-6717623.html

[写真:歴代の平和賞受賞者写真。ビルマのスーチー、グワティマラのメンチュウなど女性も多い。スーチーの上方には佐藤栄作。オスロのヘンリック・イプセン通りにあるノーベルインスティチュートにて]
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by bekokuma321 | 2011-12-12 00:17 | ノルウェー