アフガニスタンの女性差別、サウジアラビアの女性差別

ムカつくとしかいいようのないニュースを2本。

ひとつは、19歳のアフガン女性が、強姦した男との結婚を承諾することで、12年間の刑を恩赦されたというニュース。恩赦を下したのはカルザイ大統領。

監獄から出られたのは、うれしい…。恩赦に至ったのは、“道徳に対する罪”などというあきれた罪状で投獄されているアフガン女性たちの現実を告発してきた、内外の女性運動がある。

むかつくのは、そもそも被害者の女性が収監されたことだ。強姦した男性ではなく、強姦された女性の側が、婚姻外性交渉をしたという罪をきせられたのだ。彼女が控訴したら3年間の刑が12年間に延長された。女性は強姦によって妊娠し、監獄で出産した。以前、彼女は、強姦加害者と結婚したら刑を免れることができるという裁判所からの和解案を拒否していたが、今回、認めた。

2つ目は、サウジアラビアの保守的機構「Shura Council」(諮問評議会という和訳あり)は、「女性が車を運転する権利を与えられることは、ヴァージニティを失うことを意味する」というとんでもない報告書を提出した。今でも、サウジアラビアの女性たちは車を運転すると、逮捕される。

この背景には、女性にも車の運転をさせよ、という女性運動が内外で激しくなり、アブダラ国王は、女性の運転を緩和する方向に舵を切ったことがある。そうはさせないと、保守派がかみついた。

まだまだ国家による究極の女性差別はつづく。女性たちが真実をつかみ、運動を続けない限り…。

http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-16011926
http://www.huffingtonpost.com/2011/12/01/hamid-karzai-afghanistan_n_1123656.html?icid=maing-grid10%7Chtmlws-main-bb%7Cdl5%7Csec1_lnk3%7C117100e
http://www.nytimes.com/2011/12/02/world/asia/for-afghan-woman-justice-runs-into-the-static-wall-of-custom.html?_r=1
http://news.bbc.co.uk/2/hi/8771605.stm
http://frihet.exblog.jp/17079737/
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by bekokuma321 | 2011-12-04 01:01 | アジア・アフリカ