ノーベル平和賞は女性3人に!

オスロから、とびっきりのニュース。今年のノーベル平和賞は、女性3人に決まったのだ。

アフリカで初めて民主的選挙で選ばれた女性大統領リベリアのエレン・ジョンソンサーリーフ、同じくリベリアの女性運動家レイマ・ボウィ、中東イエメンのジャーナリスト、タワクル・カルマン。

ノルウェーのノーベル平和賞選考委員会のヤーグラン委員長は、「平和な社会を構築するために、女性の安全と女性の権利向上に向かって非暴力で闘ってきた」と、3人の受賞理由を述べた。

さらに、「2000年10月、国連安全保障理事会は、1325号決議を採択した。この決議は、初めて紛争と国際安全保障問題における女性への暴力をうたった。そして、平和の構築と平和運動全体において、女性は男性とともに参加することの必要性が強調された」と、授賞にいたった背景を語った。

忘れ去れようとしている「国連決議1325号」を引出し、平和運動においてすら、いまだ男性活動家が主である世界の実情に警鐘を鳴らし、女性運動の重要性を指摘した。

エレン・ジョンソンサーリーフ大統領は、「私はかならず授賞式のためにオスロに行きます。受賞は新生リベアの希望です」と喜びを語った。

女性3人の受賞に、世界が目を見張った。これを決定したノルウェーのノーベル平和賞選考委員会について一言。この委員会の委員は、半数が女性である。ノルウェーには、公的決定機関は男女どちらかの性が40%いなければならないと定める「クオータ制」があるからだ。こうした決める場の男女平等数が、今回の快挙につながったことは間違いない。

また、選考委員会委員長ヤーグランについては、『ノルウェーを変えた髭のノラ』(明石書店) p17のエピソードを参照してほしい。「なるほど」とうなづくだろう。

http://www.nobelprize.org/nobel_prizes/peace/laureates/2011/press.html
http://www.nrk.no/nyheter/nobels_fredspris/1.7824334
http://www.un.org/events/res_1325e.pdf
(決議1325号の和訳はアジア女性情報センターhttp://www.ajwrc.org/doc/sc1325.pdf。日本の平和運動団体の方に読んでもらいたい)

■ノーベル平和賞授賞式が行われたオスロ市庁舎ホール
http://frihet.exblog.jp/13202736/
■ノーベル平和賞
http://frihet.exblog.jp/15592790/
■ノーベル平和賞選考委員会
http://frihet.exblog.jp/15259701/
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by bekokuma321 | 2011-10-07 21:49 | ノルウェー