スクール・エレクションの結果、労働党大躍進

ノルウェーは、選挙の1週間前に高校生が“模擬投票”をする。スクール・エレクションという。今年は本日9月6日に投票を終えた。6日の夜、全国の高校生の投票結果が発表された。

高校生の多くは、労働党(Ap)を支持し、票を入れた。そのあおりを受けたのが、連立を組んでいる政権与党の左派社会党(SV)。4%しか獲得できなかった。

c0166264_618589.jpg

NRKは、「ひどい、ひどい結果だ。1970年以来最悪ではないか」と、同党党首のクリスティン・ハルヴォシェンの言葉を紹介した。労働党との区別が、政策上明快でないため、独自色が消えてしまったという分析もある。左派社会党、とりわけ同党の青年部は、戦略の立て直しをせまられることになった。

労働党の勝利は、7月22日のテロ事件後、被害者となった労働党への同情や、首相(労働党党首)の国民への説得力、メディアの高い露出度などから、予想されてはいた。

ノルウェーのスクール・エレクションは、本番の選挙の動向を占う重要な選挙と位置づけられている。

■Katastrofalt skolevalg for SV
http://www.nrk.no/nyheter/innenriks/valg/valg2011/1.7781408
■skolevalg 2011
http://www.samfunnsveven.no/skolevalg/resultat/landsoversikt?aar=2011&p=1

■参考文献(日本語)
「政治をタブーにしない教育」(『ノルウェーを変えた髭のノラーー男女平等社会はこうしてできた』(明石書店、2010) p215-p223
[PR]
by bekokuma321 | 2011-09-07 06:20 | ノルウェー