国連女性初のレポート

c0166264_942947.jpg7月6日、国連女性UNWOMENは、初のレポートを発行し、各国政府に対して改善を訴えた。

「いまだに何百万人もの女性が無法地帯におかれている。女性の法的権利は進歩してはいるものの、いまだに女性は男性より貧しく権力のない状態に置かれたままだ。その不正義を撤廃するため、各国政府は早急に実行をせよ」

政府に求めた実行は4つだ。
•女性を差別する法を撤廃せよ
•革新的司法サービスを支援せよ
•司法を広める最前線に女性を置け
•女性の必要に応じた司法システムに投資せよ

女性が法の保護から追いやられている実態を、次のように説明する。

「4.2兆米ドルが年間、司法改革に使われいるが、そのうち、女性と少女に向けらている費用はわずか5%にすぎない」
「125カ国で女性への暴力は違法とされているものの、6億300万人の女性は、DVを犯罪だと考えていない国に住んでいる」
「女性議員の割合が30%以下の国が、いまだに圧倒的多数を占める」

報告書はFlagship Report(旗艦報告書)と題される。なぜ聞きなれない名前にしたのか。もっとわかりやすいタイトルにすべきだった。

さて日本政府。日本は、いまだ女性差別の民法をそのままにし、手をこまねいたままだ。女性議員の少なさを解消する具体策をなんら講じようとしない。しかも先ごろ、紅一点と批判されていた内閣から女性を排除し、女性ゼロ内閣にしてしまった。

この報告書を政府はどう受け止めるのか。男女共同参画大臣(与謝野馨)のコメントすら聞こえてこない。


■国連女性UNWOMEN
http://www.unwomen.org/
■国連女性・進歩
http://progress.unwomen.org/
■わかりやすく報道しているのはイギリスのガーディアン紙
http://www.guardian.co.uk/global-development/un-women-report-2011
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by bekokuma321 | 2011-07-07 09:51 | その他