サーメと魔女狩り

ノルウェーで、魔女狩りにあった多くはサーメ人だったにも関わらず、サーメ人の姿は、「魔女モニュメント」のオープニングに見られなかった。

6月24日のNRKによれば、フィンマルク県ヴァルドゥー市でオープニングを祝った6月23日は、サーメ議員の出席できない日だったという。

ノルウェーには、国会と別に39人の議員からなるサーメ議会があり、フィンマルクのカラショ―クにある。

サーメ語でNoaidiは呪術者(シャーマン)を表す。キリスト教以前のサーメにとって、人間と神(多神教)とをつなぐ役目を持った、きわめて重要な人物とされていたという。そのNoaidiが、魔女として殺戮された。

極めて人口の少ないフィンマルクで、ノルウェーの魔女狩りの3分の1が執行された。モニュメント設立を機に、この土地特有の風土や歴史の研究だけでなく、ヨーロッパ全土を襲った魔女狩り史という共通項の研究など、今後の発展が期待される。

http://www.nrk.no/kanal/nrk_sapmi/1.7687388
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by bekokuma321 | 2011-06-25 20:30 | ノルウェー