ストロスカーン、無実を主張

ドミニク・ストロスカーンの初公判がニューヨークで開かれた。黒い車から降りた被告人はニュースキャスターの妻とともに手をつないで裁判所にはいった。

彼は、ニューヨーク市内のホテルで、掃除に入室した女性従業員を強姦した犯罪容疑にかけられている。法廷では、予想どおり、ドミニク・ストロスカーン側は、「合意の上だった」として罪状を否認した。

被告人ドミニク・ストロスカーンは、5月までIMFトップだったフランスの経済学者であり、国際的著名人。フランス社会党の重鎮であり閣僚経験者。逮捕までは次期フランス大統領選の有力候補だった。

一方、強姦被害を訴えた女性は、10代の娘を育てるシングルマザーでギニアからの移民。

6月5日付ニューヨークタイムズによると、ドミニク・ストロスカーン側は、マンハッタンきっての辣腕弁護士による弁護団を組み、高額の探偵機関「ガイドポスト・ソーリューション」に調査を依頼。女性の過去や背景を徹底的に洗い、法廷でのやりとりに備えるという。

性暴力や性犯罪は密室で起こる。目撃者がいないことが多い。よって法廷では、多くの場合、「彼は…をした、彼は…と言った」、「彼女は…をした、彼女は…と言った」などと、言った言わないの争いが続けられる。女性側には非常に過酷な事態となり、第二次被害ともいわれる。途中で降りる可能性もないとはいえない。

法廷前では、マンハッタンのホテルメイド組合の女性たちが集まって、「恥を知れ」などと叫び、DSKに対して抗議をした。

■The Strauss-Kahn Case: Sizing Up a Legal Clash’s Many Facets
http://www.nytimes.com/2011/06/06/nyregion/the-strauss-kahn-case-sizing-up-a-legal-clashs-many-facets.html?ref=dominiquestrausskahn
■The Strauss-Kahn Case: Recreating an Encounter
http://www.nytimes.com/interactive/2011/05/22/nyregion/hotel-diagram.html?ref=nyregion
■Ex-IMF chief Strauss-Kahn pleads not guilty
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-13667064
■Dominique Strauss-Kahn denies attempted rape and sexual assault
http://www.guardian.co.uk/world/2011/jun/06/dominique-strauss-kahn-not-guilty

【参考記事:IMFストロスカーン事件】
仏デモ、「性差別よ出て行け、女性よ祝おう」
IMF元トップ、無実を主張
IMF専務理事とプライバシー保護法
IMFトップのセクシャル・ハラスメント
「彼は盛りのついたチンパンジー」
IMFのストロスカーンがした愚劣な行い
IMFトップ、性暴力容疑で逮捕
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by bekokuma321 | 2011-06-07 10:30 | USA