郡山市ビッグパレットの女性たち

郡山市内にあるビッグパレットは巨大な避難所だった。

段ボールをついたて代わりにした狭いスペースが無数に並ぶ。畳2畳くらいの小さな空間が一家の城。屋根はない。依然として、こうした段ボールついたて風がもっとも多い。

憲法25条は、遠く、遠くにある…。

ピーク時は2000人いた。近くの温泉に移ったり、引っ越し先がみつかったりして、少しずつ減っている。5月31日現在1000人ぐらいだという。

食事は、施設食というか非常食。お風呂は自衛隊の野営風呂。「食堂も寝泊まりする段ボールでいっぱいになってしまいました。食堂の調理場機能を残して、何か自分たちで作れるスペースがあるとよかったのですが」。こう嘆くのは、蛇石郁子(郡山市議)。同感だ。


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午前11時。「今日は、4人目です。手を動かさないとなまってしまう…」と床屋さん。「いい気持だ」とお客さん


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 蛇石など女たちが、やいのやいのとせっついて洗濯機がはいった。男性もするといいね。この日見た姿は全員女性

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一生懸命、職探しをする女性。どんな仕事が彼女を待っているのだろうか


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やっと子どものスペースができました。それまで大人と24時間一緒でしたので…というのは児童委員。周りには子どもが遊んでいる。子どもたちにと何十もの風車を作って運んできた85歳の男性も、ちょうどここにきていた。後姿は蛇石。


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女性だけのスペースもできた。大勢の人たちが集団ですごす場では、女性ゆえの悩みは外に出せないことが多い。ここではそんな女性に相談員が対応する。


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無料法律相談の前は多数の女たちが書類を手に並んでいる。罹災証明書だろうか

(敬称略)

■郡山市内の避難所の視察にあたっては、蛇石郁子さんと滝田はるなさんに大変お世話になった。
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by bekokuma321 | 2011-06-03 23:45 | 紛争・大災害