「彼は盛りのついたチンパンジー」

c0166264_21101572.jpgIMFトップのストラウスカ―ンに性暴力を受けたというフランス女性が、さらに、もうひとり現れた。

英ガ―ディアンとノルウェーNRKは、「まるで彼は、盛りのついたチンパンジーです」という女性ジャーナリストを写真付きで報道。

その女性は、トリスタン・バノンTristane Banon。作家でTVリポーター。彼女はストラウスカ―ンの2番目の妻の連れ子に当たる。トリスタンの母アン・マンソウAnne Mansouretによると、2002年、ストラウスカーンは、娘トリスタンが彼に取材中襲われた、という。

当時のことをトリスタン・バノンは、2007年にテレビインタビューで話している。彼女は「彼は非常に暴力的だった。彼から逃れようと蹴った・・・彼に対して『強姦だ』と言ったが、彼には効き目がなかった。私はかろうじて逃げることができた」と、2002年の事件を語る。

トリスタン・バロンは、訴えなかった理由に、「政治家と関係を持った少女という烙印を押されて、自分の少女時代ノ終わりたくなかった」と答えている。

母親アン・マンソウは、社会党の政治家。彼女は家族関係に影響を及ぼすと考えて、娘がストラウスカ―ンを訴えることに積極的になれなかったいう。しかし、娘は長年トラウマに襲われた。

15日、日曜日、「娘は、いまだにショックをひきづっている。娘の人生は、あの事件でまったく変ってしまった。長い間うつ病で苦しんだ。告訴を引きとめてしまった自分が悪かった」と、政治家である彼女の母親はいう。

トリスタン・バノンは、彼がニューヨークのホテル従業員を襲った事件を知り、自分も告訴を考えていると語った。フランス刑法でも強姦罪の告訴の時効は、日本同様10年だから告訴は可能だ。

一方、フランス大統領候補の最有力者とされる彼を陥れるキャンペーンだという謀略説もある。彼自身、「僕は女好きだ。それがどうした」と開き直っているという。

ホテルで襲われた女性従業員は、さぞかし怖かっただろう、動揺しただろう、屈辱的だったろう、悔しかっただろう。彼女は、そうしたさまざまな感情を振り切って、ただちに自分の性被害を通報した。彼女の決断力、行動力に感銘を受ける。

もし従業員の通報が遅れていたら、彼はアメリカを脱出でき、証拠につながるさまざまなことがつかみにくくなったことは間違いない。

http://www.guardian.co.uk/world/2011/may/16/dominique-strauss-kahn-tristane-banon
http://www.nrk.no/nyheter/verden/1.7634755

写真は、IMFトップの性暴力を報道する世界中の日曜日の新聞紙面。ノルウェーのアフテンポステン紙が掲載。
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by bekokuma321 | 2011-05-16 20:56 | ヨーロッパ