IMFのストロスカーンがした愚劣な行い

5月13日、ドミニク・ストロスカーンIMF専務理事は、超高級ブラントホテル「ソフィテル」のスイ―トルームにチェックインした。

1泊約30万円の2806号室だ。その2806号室で、14日何が起きたのか。ニューヨークタイムズは、克明に報道する。

被害者のホテル・メイド(maidの訳)は、アフリカからの移民で、ニューヨークのブロンクスに10代の娘と2人で暮らしているという。

14日、午後1時ごろだった。メイドは、掃除のために「ハウスキーピングです」と言い、2806号室に入室した。返事はなかった。室内に誰もいないと思った。彼女は、ホテルの規則どおりドアを開けたままにして掃除をしようとした。

彼女は、広間からベッドルームに移った。そこにバスルームから全裸の男性が入ってきた。彼女は「失礼しました」と謝って、ベッドルームを出ようとした。

ところが、彼は彼女を追いかけてつかみかかり、部屋のドアを閉め、ベッドルームにひっぱってベッドにおしつけた。彼女は必死で抵抗。逃げた。彼は彼女を追いかけて、廊下からバスルームに引きずりこみ、2度目の性暴力――オーラルセックスを要求した。彼女は、2806号室から外に逃げ、ホテルの従業員に事の次第を知らせた。その従業員は、911番をした。

警察がホテルに到着したのは1時半ごろ。すでに彼はいなかった。しばらくして、ホテルに彼から「携帯をなくした」との電話がはいった。警察は、その電話でケネディ空港にいることをつかんだ。彼は長年、エアフランスのどのフライトでも乗れるという契約をエアフランス社と結んでいたという。パリに向かうエアフランスのファーストクラスに座っていた彼が逮捕されたのは、離陸10分前。

高額の保釈金――おそらくは、百万ドル(数億円)単位だと思われるーーをつんでアメリカ国外にわたることが懸念されている。

加害男性は、フランス大統領候補と目される国際機関のトップ。年収4200万円しかも無税でころがりこむ。被害女性は、ホテルのメイドとして働くアフリカからの移民。男女の間のパワーの違いはあまりにも明らかだ。

性暴力や性的嫌がらせは「この女性にはこのくらいのことをしたってかまわない」とふんで、相手が嫌がるにも関わらず強行する性行為だ。愚劣きわまりない、人間としてサイテ―の犯罪だ。

http://topics.nytimes.com/top/reference/timestopics/people/s/dominique_strausskahn/index.html?inline=nyt-per
http://www.nytimes.com/2011/05/16/nyregion/maid-picks-imf-chief-as-attacker-in-lineup.html?_r=1
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by bekokuma321 | 2011-05-16 18:59 | USA