女性や子連れ避難者のニーズ

女性、とくに子どもをかかえた女性のニーズ対応をしているエープラスから寄せられた情報です。

■埼玉県や東京都が避難者の受け入れを始めたので、女性や子連れの方のニーズ調査に行ってきました。 さいたまスーパーアリーナでの個人的な感想です。

・プライバシーがなさすぎる(女性とかそういう問題以前の話)
・家族連れが多い(1世帯の人数が多い)
・館内放送が流れ続け、うるさくて落ち着かない
・電気がつきっぱなし
・奥の方は人が少なくて怖い
・シャワーは小学生以下のみ。大人は京浜東北に乗って銭湯に行く
・物資は足りているが、うまく利用できる人とそうでない人がいる
・食事の供給(弁当と汁モノ)が今夕から始まった
・トイレの数は多く、人目がある
・「子どもがうるさい」というトラブルに2件遭遇
・マスコミ規制が無い
・お金を持ち出せた人と、そうでない人がいる(他県からの被災者には社協の貸し付けができないら しい・・・63条返還で、とりあえず生保申請を勧めるケースもあった)
・到着したばかりということもあり、今後の事が考えられない
・情報も皆無
・住宅ローンの返済、債務についての心配が多い
・私たちが怪しい
・子どもがそろそろ退屈し始めている
・地震被害、津波被害、原発被害者が混在(自主避難者には支援金や保障金が出るのか?)
・高齢者が多い
・保険証を持ち出せなかった場合の医療のかかり方、受け入れ機関情報が少ない
・就学、転校の心配・マッサージに人が並んでいた
・風邪ひきの子どもが多い・授乳スペースが無い
・車いすの方が多い

思い出すままにあげてみました。まだあったと思います。正直、状況は違うけれど、派遣村の時よりひどい対応だなと思いました。女性や子どもや高齢者や疾病を持つ方への配慮が無いです。

今日到着の方で、受け入れは終了したそうです。3000名くらいだと思います。今日はアウトリーチで2階の方のみ、聴きとりをしましたが、それも全部ではありません。3,4,5階はまだ手つかずです。

アリーナの中でなく、通路に寝かされていて、その間を人がズラズラと歩いています。

子どもの遊び場は徒歩5分くらいのウィズユーさいたまに設けられ、子育て支援グループがサポートに入っていましたが、そこまで行けていない人が多いなあと思いました。子育てグループは子どものシャワーの世話でいっぱいいっぱいって感じでした。

メンタル面の相談は、きっと転居先が決まって落ち着いてから出てくると思いますが、今日も家族と離れてずーっと泣いている女性もいました。避難所から避難してくる人も多かったです。「だからここはすごくいい。ありがたい」という人が予想以上に多かったです。よほどの避難生活だったのだろうと思いました。

災害支援ネットワークとしては、今日の調査結果をまとめて国や県に要望をあげて、その回答を待っての支援計画策定なのでしょうが、おいおいそれでいいのかっていう気もします。

東京の2か所は避難者が少なく、都のスポーツなんとか課が社協と一緒にしきっていて、協議をしているようですが、今のところ民間は介入できない感じですが、とすねっとという団体を立ち上げ、都と交渉に入るところです。

アリーナの使用期限は31日までだそうです。今後の情報を何も知らされておらず、この状況では今後どうするのかの判断もできないと思いました。各自治体が受け入れを発表していますが、まとまった情報がなく、避難者にはまったく情報として伝わっていないです。とにかく現場には情報がありません。避難者の方々はマスコミを嫌悪していて、信用していません。

お忙しいとは思いますが、皆さんの自治体の受け入れ情報や手続き窓口などを教えていただけるとありがたいです。

エープラス(吉祥眞佐緒)
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by bekokuma321 | 2011-03-21 11:47 | 紛争・大災害