2011年 02月 15日
夫婦別姓訴訟、大きく報道
提訴した今日は、ほとんどのメディアが大きく報道。これで長年の民法改正運動にはずみがつくと本当にうれしい。
原告側の主張は:
「民法750条は、夫婦が一方の姓を選ぶことを結婚の要件にする。これは、憲法13条の定める個人の尊重を侵害している。さらに、結婚は男女の合意のみに基づいて成立し、男女は本質的に平等と定めた憲法24条に違反する。
国の法制審議会が1996年、夫婦別姓を選択できるよう民法改正案の要綱をまとめたにもかかわらず、国は法改正を怠った。そのことが原告に精神的苦痛や損害を与えた。国に損害賠償を求める。」
京都の吉井さん夫婦を丁寧に取材した、2月11日のMBS記事がとてもわかりやすくて、いい。
http://www.mbs.jp/voice/special/201102/11_211.shtml
塚本協子さんは、大阪豊中市の「館長雇止め・バックラッシュ裁判」の支援者の一人。傍聴に、富山から大阪まで来た。その経験も提訴の背景にあったと、原告(私)に語っている。
■夫婦別姓訴訟と「館長雇止め・バックラッシュ裁判」
■夫婦別姓求めて、初の違憲訴訟