エジプトの女性ジャーナリスト、辞職

エジプトの国営ナイルテレビのアンカー、シャヒラ・アミンは、「プロパガンダの機械になりたくない」と辞職した。

国営ナイルテレビは、英語によるニュースを流す外国人向けテレビだ。シャヒラ・アミンは、辞職に至る経緯をこう語る。

「いつもと同じように働いていた。職場はタハリール広場に近く、抗議運動の声が聞こえていた。市民側にくみしていた私は、抗議行動に加わった。

反政府の抗議運動を報道することを禁止され、ムバラク側に立った一方的なニュースだけを流させられた。これまでも、厳しすぎる規則が多く、表現の自由への敷居は高かった。しかし、ナイルテレビは、海外向けの英語のメディアだから、まだいいほうだ。国内の一般市民向けメディアで働くジャーナリストはもっと厳しい。

エジプトの多くのジャーナリストにとっては、闘いの連続だった。でも、そんな中で私は表現の自由への規制を少しずつでも広げたくて仕事を続けてきた」

勇気ある決断に至るまでの彼女の深い苦悩を思いながら、テレビから流れるエジプトのニュースを見ている。

http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-12362229
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by bekokuma321 | 2011-02-05 01:48 | 中東