息をのむほど美しいオーロラ

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この世のものとは思えない美しい映像が届いた。1月13日、ノルウェーで撮影したオーロラだ。

ぜひクリックして味わってください!
http://www.nrk.no/nyheter/distrikt/troms_og_finnmark/1.7467857

素晴らしいけれど、FEM-NEWS向きではない・・・。と思ったが、これが無関係ともいえない。撮影に成功したのはプロの写真家でも、極地探検家でもなく、地元で働く介護職員の女性だ。名はソルグン・ハンセン。34歳。彼女は言う。

「外回りの仕事が多いのですが、この時は介護センター内にいました。思わず走って外に出て、カメラを置きオートマにセットにしました。ええ、すぐ仕事場に戻って仕事もしたんですよ」

撮影場所は、ノルウェーの中の最も北の果て、フィンマルク県ウクスフィヨルドØksfjord。北緯70度。

ソルグン・ハンセンの働く介護センターは日本同様、圧倒的に女性が多い。24時間体制で高齢者に介護サービスを提供するため、夜勤は欠かせない。自宅でまたはグループホームで、一人で暮らすお年寄りが多く、車に乗って1軒1軒、見回る。フィンマルク県は冬は昼過ぎには暗くなるので、真っ暗な中の孤独な作業だ。

しかし、日本と違うのは、ノルウエーの介護労働者は、ほぼ全員が公務員であることだ。大変な労働には違いないけれど、日本の介護労働者より余裕がありそうだ。

ソルグン・ハンセンは介護労働の合い間に趣味の撮影を楽しむ。2010年には写真コンテストで優勝したという。

以上のニュース源はNRK(ノルウェー国営放送)。オーロラの映像とともに撮影者ソルグン・ハンセンについて顔写真付きで大きく報道したのは、そこに「ニュースバリューがある」と判断したからだろう。この報道姿勢に共感を覚える。
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by bekokuma321 | 2011-01-19 01:35 | ノルウェー