ベリット・オースのハガキ

c0166264_1451369.jpg左は、先日、ノルウェーから届いた新年のハガキだ。「男女平等に向かって一撃を」とある。差出人はノルウェーの学者であり政治家のベリット・オース。

『ノルウェーを変えた髭のノラ』(明石書店)を読んで、「ベリット・オースについて書いている章に感動した」と書いてきた人、言ってきた人がいる。書いた私も、とてもうれしい。

彼女こそ、クオータ制の母だ。ノルウェーを世界有数の男女平等社会にした先駆者と言っていい。

ベリット・オースは、社会心理学者。女性で初めてノルウェー政党の党首になった人として知られている。現在、左派社会党と名乗るその政党で、70年代にクオータ制を初めて取り入れた。女性の政治参画を確実にするためだった。

彼女の名を世界に広めたのは、彼女が生み出した「支配者が使う5つの手口」だ。女性を第2級市民にしている支配者のテクニックをわかりやすく5つに分類した。この5つを知った女性たちは、自分の自信のなさを打ち破る力がつく。『ノルウェーを変えた髭のノラ』p85―99、に紹介した。

80過ぎてもなお、ベリット・オースは、ノルウェーばかりでなく北欧諸国の大学や女性の集会の講演に飛び回る。
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by bekokuma321 | 2011-01-14 14:08 | ノルウェー