EU、男女賃金格差解消キャンペーン

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9月30日付ニュースによると、欧州連合EUは、男女同一価値労働同一賃金に向けてキャンペーンを開始した。題して「賃金格差をなくそう!」。

上はキャンペーン写真のひとつ。貯金箱の大きさで格差を一目でわからせている点がミソ。それと、「ボク、男でよかった、ヒヒヒ」、という声が聞こえてきそうな男性の表情も笑える。

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特別サイトはこちら
◆Pay gap in EU
http://ec.europa.eu/social/main.jsp?catId=685&langId=en

加盟27カ国の男女賃金格差の平均値が並び、どの国が賃金において格差が大きいか一目瞭然。各国ごとの男女賃金に関する詳細もワン・クリックでわかる。

リーフレット、パワーポイント、ポスタ―も、EU加盟国すべての言語で作られている。ちょっと見るだけでも参考になる。

左は、英語圏向けキャンペーンポスター。年代ごとに4種類ある。女性は赤ちゃんからお年寄りまであらゆる年代で差別されていることが浮かび上がってくる。上から和訳すると、

「男の子と女の子で機会は平等ですかーー賃金格差をなくそう」

「私たちの仕事は同じ価値があるとされていますか――賃金格差をなくそう」

「子どもは仕事の邪魔ですかーー賃金格差をなくそう」

「同じ仕事、同じ年金ですかーー賃金格差をなくそう」



キャンペーンをしたところで、各国の雇用主が、女性と男性で賃金に差をつけるのは恥べきことだと認識し、解消しなくては掛け声に終わる。とはいえ、しないよりはずっとまし。こうした女性差別解消向けキャンぺ―ンに取り組むべきは、わが日本政府のはずだ。しかし日本政府がこうしたわかりやすいキャンペーンをしたなどという話は、これまで聞いたこともない。
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by bekokuma321 | 2010-10-03 23:08 | ヨーロッパ