菅人事は「有言不実行」

菅首相が、17日夜、内閣改造について記者会見をした。「有言実行内閣」と呼んでほしいと強調。起用した人たちの理由を説明し、「将来のわが党を担う若手が育つ環境をつくらなければならない」とも述べた。

しかし、閣僚18人中、女性閣僚は2人。わずか1割に終わった。つい先日、首相は、閣僚の半数が女性となっている北欧諸国の例を出して女性登用に意欲を見せたばかりだ。しかし今回の人事は何だ。「有言不実行」の言葉を返したい。

新内閣は、日本最大の課題のひとつである政策決定への女性参画の低さを上塗りした形だ。しかも、2人中1人は、女性や男女共同参画推進行政を担う大臣で岡崎トミ子さん。広報された肩書き「国家公安・消費者・少子化対策担当」から、男女共同参画の文字が消えていた。

方針決定の場に少なくとも30%をめざす政府のキャッチフレーズ「2020年30%」への配慮も見えない。国連からの、方針決定における女性の少なさを解消せよという勧告など、どこ吹く風だ。

これでは、女性が育つ環境をつくろうという姿勢がなく、「将来のわが党」は担えても、「将来のわが国」は担えないと考える。

閣僚名簿はhttp://www.nhk.or.jp/news/sokaku2010/?from=tp_ao01
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by bekokuma321 | 2010-09-18 09:08 | その他