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日本の政党とクオータ制

全国フェミニスト議員連盟が、全政党にクオータ制を実行する気があるかを尋ねたところ、大政党を中心に、やる気はまったく見えなかった。その詳しい結果が同連盟HPにアップされたhttp://www.afer.jp/

日本の政党には、非常に残念だが、女性議員率を上げねばならないという認識が希薄であることを裏づけた。

結果のあらましは:
(1) 11政党中回答したのは6政党(民主党、自民党、共産党、社民党、公明党、日本創新党)
(2) 民主党、自民党、公明党、日本創新党はクオータ制を取り入れることを考えていない。
(3) 社民党、共産党 は党独自で既に取り入れている。
(4) 党内最高機関における女性の割合は、10%~20%と非常に少ない。

1992年創設以来、全国フェミニスト議員連盟は女性議員増の実現には「クオータ制」の導入をと、政府、各政党に対し繰り返し訴えてきた。昨年誕生した新政権は、『第三次男女共同参画基本計画策定にあたっての基本的考え方(答申)』に、「クオータ制」を日本政府としては初めて明記した。また政府は2020年まで全分野の方針決定部門に女性を30%にすると目標をたててはいる。
by bekokuma321 | 2010-09-16 18:02 | その他