イギリス新内閣と女性

イギリスは労働党から保守中道連立内閣に変わった。新首相は史上最も若いという。しかし、女性の見えない内閣だ。実際、内閣にわずか4人しか女性が入閣せず、これはわずか全体の14%だ。そもそも今回の選挙で女性の数は16人増えたにとどまり、全議員の22%だ。

ガーディアン紙のKira Cochraneは、選挙報道でもブラウン首相の妻の靴が、女性候補者の公約よりも注目を浴びていたと皮肉っている。

一国の政治の方向性や決定は、内閣構成員の一人一人の政治姿勢に大きく影響される。女性解放団体Fawcett Society の最新調査によると、男女賃金格差や強姦有罪件数の少なさは政治問題であると解答した候補者は、労働党23.1%、自由党19.9%、保守党2.6%だったという。保守党中心の政治が、今後、どの方向を向いているか予測がつく。

「問題はこれをどうするかだ」とKira Cochraneは言う。結論は、クオータ制の導入しかないという。しかも自由党は、連立を組むにあたって比例代表制の導入を議論のテーブルに乗せた。これを好機に、イギリス女性たちの怒りをクオータ制に集め、性のアンバランス解消に闘おうと結んでいる。

http://www.guardian.co.uk/lifeandstyle/2010/may/14/getting-women-top-political-jobs
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by bekokuma321 | 2010-05-16 18:43 | ヨーロッパ