スペイン、妊娠中絶の権利広がる

スペインで、2月24日(水)、妊娠中絶禁止の緩和法が可決成立した。新法により、16歳、17歳の女子は、妊娠14週までなら、親の承諾なしに妊娠中絶ができるようになった。

左派政権のこの動きに対して、カソリックの国スペインでは、かねてから宗教界を中心とする反対派が大規模な反対運動を展開していた。

1985年にできた旧法では、強姦された場合と胎児に障害がある場合を除き、妊娠中絶には投獄という厳罰が課されていた。しかし、女性が精神的うつ状態であるということを証明すると中絶ができるとなっており、実際は中絶が可能だった。現に年10万件の中絶件数が報告されている。

「政府は、スペインの重要な柱である家族をないがしろにしたいのか」とPopular Party のスポークスウーマンが非難攻撃している。

なにやら日本と似ていると思うのは私だけではあるまい。 日本においても妊娠中絶はそれほど複雑な手続きなく可能だ。女性の経済的困窮を理由にできるという例外があるからだ。しかし、法的にはいまだ悪名高い「堕胎罪」がある。そう、日本の刑法には、妊娠中絶についていわゆる堕胎罪が規定されている。妊娠原因を作った男性は処罰せず、中絶をした女性と施術者のみを処罰するとされているのである。これは、性によって区別をつけた法律であり、女性差別撤廃条約違反であろう。

堕胎罪撤廃100万人署名」が、ネットで署名ができます(↓)。
http://www.shomei.tv/project-1442.html
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by bekokuma321 | 2010-03-02 10:05 | ヨーロッパ