1月9日 全国フェミニスト議員連盟集会宣言

集 会 宣 言 

全国各地から、ここ文京区男女平等センターに集まった私たちは、福島瑞穂男女共同参画担当大臣とともに、男女平等社会に向けて、確かな一歩を踏み出しました。

昨年は、男女共同参画社会基本法制定10年、女性差別撤廃条約採択30年、さらには、衆議院選挙で女性議員が全体の1割以上を占めた歴史的な年、政権交代の実現した記念すべき年でありました。

一方、「政策・方針決定過程への女性の参画の拡大」は、第2次男女共同参画基本計画のイの一番に書かれているにもかかわらず、その歩みの遅さを改めて強く実感させられた年でもありました。

衆院選で過去最多の女性と言っても、全体のわずか11.3%にすぎません。世界の国会(1院)における女性議員率の比較をするIPUによると、2009年11月3日現在、世界の国会における女性議員の平均値は18.6%です。日本の11.3%は、世界の平均にはるかに及ばず、世界187カ国中119位です。アゼルバイジャンやルーマニア(11.4%)と、トーゴ(11.1%)の間に位置しています。

地方議会に目を移すと、町村議会998のうち、女性議員ゼロの議会は383にのぼります。町村は、女性、とりわけ女性の高齢者が多い所にもかかわらず、町村議会の約4割に女性議員がいないのです。市区議会もいれた全国の自治体の議会を見ると、1804議会中443議会は、女性議員がゼロ。日本の地方議会の約4分の1に女性がただのひとりもいません。自治体の政策、すなわち高齢者介護サービス、子育て施策、学校問題などに、女性の視点は絶対に不可欠です。ここにこそ「チェンジ!」が必要なのです。

今年は、第3次男女共同参画基本計画の年です。このままでは、「2020年まで30%」は、夢のまた夢にすぎません。第3次計画には、予算を伴う具体的な実行計画と、女性の政治進出のために実際に運動している民間女性団体と行政との連携プレーが盛り込まれるよう要望します。

そのような中、私たちは、男女共同参画条例が、その地域の女性の貧困解消に本当に役立っているか、また男女共同参画推進拠点施設である女性センターが、真に女性の人権擁護と男女差別撤廃に貢献しているか、点検をしていきましょう。まだ条例のないところは、女性議員と力を合わせて作り上げましょう。

さらに、女性の生活を窮屈にさせている数々の法律の改正、子どもを預ける保育所不足の解消、老親の世話を頼める介護サービスの充実、女性への暴力撤廃、女性差別撤廃条約の選択議定書の批准など、私たちが掲げてきた要求が、福島、千葉両大臣の下で実現されるよう、私たちは、今日からさらに運動を強化させていきましょう。ともに輝く未来のために。

2010年1月9日   「福島瑞穂大臣と語る 女も男も生きやすい社会」参加者一同
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by bekokuma321 | 2010-01-11 15:26 | その他